呼ばれて飛び出て @rakkoyaku です。
ISUCON4の予選にチーム『矢澤(@etheriqa, @rakkoyaku)』として参加してきました!
しかも本戦に勝ち進むことができました!
本戦に行きたいけど、飛行機代がないので社長に泣きつきました!
ブログの記事を書いたら出してあげるよ、と言ってもらえたので書きます。
『世の中は結局金』って奴ですね。
ISUCONというのは、
お題となるWebサービスを決められたレギュレーションの中で限界まで高速化を図るチューニングバトル、それがISUCONです。過去の実績も所属している会社も全く関係ない、結果が全てのガチンコバトルです。
ってやつです!
今回もLINE株式会社にてイベントの企画・運営・会場・賞金提供などを行います。本選用サーバは今年もありがとうございます、株式会社データホテルにてご提供いただきます。気になるアプリ提供(出題)は、クックパッドさんにご協力いただく事となりました。ありがとうございます!というわけで、今回は主催がLINE株式会社、協賛 株式会社データホテル、クックパッドという形で行います。
優勝賞金は今年もドドンと100万円!そしてなんとなんと準優勝も賞金30万円(予定)と超ウルトラ太っ腹コンテストとなっております!皆様、ふるってご参加ください。予選参加100組くらい行っていただけると運営的に大変色々何かとほんとにありがたいです!察して下さい!
こんな感じのコンテストです。以上は公式サイトの開催案内記事よりまるまんま引用したものですが、やはり一番わかり易い説明だと思います。
ちなみにISUCONはIikanjini Speed Up Contestの略だそうです。頭の悪い感じが素敵ですね。賞金欲しい^^
参加した経緯
実は開催日の二日前まで、ISUCONという名前すら知りませんでした。
きっかけは社内チャットで流れてきたISUCON紹介メッセージ。
しかし、このときは概要をちら見していたくらいで、まだ参加は全く考えていませんでした。
実際に参加が決まったのはその夜。@etheriqa と夜ご飯を食べながら再度ISUCONの話が上がった事とその場の勢いも合わさってその場で申し込みをすることになったのでした。
急遽決まったものだったので。前準備は特に考えておらず、前回までのレポート記事と公式ページに目を通しておこうという程度のものでした。
ISUCON予選一日目の前日(09/26)は軽くお酒を嗜んだ後、帰宅。
明日はISUCONだーと思いながら就寝。
そして、
日付: 2014/09/27 時刻: 13:19 送信者: rakkoyaku
> めっちゃねてた
僕のISUCONはここから始まりました。
13時
相方の @etheriqa に謝りつつ、Skypeのログを確認と通話を開始。
ここまでで行われていたものは、
・スロークエリの修正
・INDEXの追加
主にこの2つ。
14時
14時の中間発表では順位は8位でした。
hhvmの導入準備と、xhprofの導入を並行で進めます。
15時
hhvm, xhprofの導入に手間取りスコアを伸ばす作業が進みません。
少し焦り始めます。
16時
hhvmの導入を諦め残り時間でできることをコツコツと進めることにしました。
手始めにセッションデータの保存先を/dev/shmに変更します。
スコア:27590 -> 28600
ベンチマーカーのwokload数も調整。
スコア:28600 -> 30624
my.cnf、nginx.confの調整。
スコア:30624 -> 31493
劇的な変化はありませんが、徐々にスコアは伸びていきました。
30000を超えますが、上位チームのスコアの桁違いさに絶望感を味わいます。
17時〜18時
もうスコアが上がらないと感じ始めていた頃、アプリのトップページはほぼ静的なものであること気づきます。
こうなったらヤケだと、トップページを素のHTMLに置き換えました。
スコア:31493 -> 40344
残り時間すべてを使い、php-fpmのプロセス数とベンチマーカーの–workloadを調整しますが、最終的に提出が間に合ったスコアは39391点となりました。
本戦に向けて
なんか色々ごめんなさいしないといけない要素がたくさんありますが、本戦に勝ち残れたのは本当に嬉しいです。
本戦では予選の教訓を活かせるようにしたいところです。