こんにちは、丹賀です。
東京でのカンファレンスに行ってから早三ヶ月、6月16日に開催された「PHPカンファレンス福岡2018」に行ってきました。
今回はなんと登壇者としての参加です。「PHPerKaigi2018」があまりに楽しかったので、熱気が冷めやらぬうちにCFPを提出したところ、ありがたいことに採択していただくことができました。昨今のPHP界隈の盛り上がりを受けてか、前年の二倍近い応募があったそうです。
PHPカンファレンス福岡は年に1度開催されるPHPのカンファレンスで、今回の開催地は福岡の博多市です。このブログの去年の記事はこちら、一昨年の記事はこちらをご覧ください。
今年は本編以外にも「前々夜祭」、「前夜祭(リジェクトコン)」という非公式のイベントも開催され、たくさんの方が登壇されていました。自分は運営スタッフの方との懇親会に参加していたため、リジェクトコンには参加できなかったのですが、本編に勝るとも劣らない濃密な内容の発表の数々が聞けたと伺っています。
弊社エンジニアのmakiが作成した発表資料のまとめがこちらになります。
PHPカンファレンス福岡2018 とリジェクトコン スライドまとめ #phpconfuk #phpconfuk_rej
自分の発表資料はこちらです。
提出したCFPは以下のような内容でした。
中級 – For Intermediate
セッション内容:
Symfonyで利用されるORMとして知られるDoctrine2は、優れたデザインパターンの実装事例の宝庫です。マーティン・ファウラー氏の著した「Patterns of Enterprise Application Architecture(P of EAA)」を頼りに、多機能故に複雑に思えるDoctrine2のソースコードを紐解いてみたいと思います。この本で紹介されたデザインパターンはRuby on Railsを始めとする様々なWebフレームワークに登場するので、Doctrineを使う予定がない方もきっと得られるものがあると思います。
これまで社内外の勉強会で発表したことはあったのですが、今回のような大きなカンファレンスでの登壇は初めての経験でした。発表前はさすがに緊張していたのですが、概ね意図した通りの発表ができたと思います。
発表も大事ですが、カンファレンスの醍醐味として日本中のエンジニアと直接会えるという点も外せません。普段Podcastやブログ等で情報発信されている方々と議論を交わせたのは大いに刺激になりました。皆似たような問題に悩み、日々解決策を模索しているとわかって勇気づけられる思いです。PHPerKaigi2018で知り合った方々と再会できたのも嬉しかったです。住んでいる地域や所属組織に捕われない、エンジニアならではのコミュニティへの帰属感を実感できました。
カンファレンス以外で印象深かったのは、博多という街の魅力についてです。福岡空港から地下鉄で5分という圧倒的なアクセスのしやすさ。街はコンパクトにまとまっていて、会場から徒歩圏内に飲み屋もホテルもある。食べ物は何を食べても美味しい。カンファレンスに参加した人が口々に「移住したい」と言っていた気持ちもわかります。
前日の懇親会、本編後の懇親会、二次会、三次会、ラーメン会と、博多の美味しいものをたくさんいただきました。(帰ったら2kgくらい体重が増えてました)
これまで一般参加、登壇者ときたので、次に目指すは運営スタッフでしょうか? 今後も北海道のPHPerとして、微力ながらコミュニティへの参加・貢献の方法を模索していきたいと思います。
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