秋の気配も次第に濃くなり、穏やかな好季節というか、むしろ北海道はもう寒くなってきましたが、皆様体調など崩されていませんか? ちなみに筆者は思いっきり風邪をひきました。こんにちは、mizuno_asです。
さて、このブログでも繰り返しお伝えしていますが、インフィニットループは今年の4月、サッポロファクトリーにオフィスを移転しました。弊社ではOSSコミュニティの勉強会などに会議室をお貸ししているのですが、遠隔地からいらした方の中には「ファクトリー is 何?」という方もちらほらいらっしゃるようです。そこで今回はサッポロファクトリーをちょっとだけ紹介しちゃおうと思います。主にビール方面で。
サッポロファクトリーとは、札幌市街地の中心部……とはお世辞にも言えない、札幌駅からやや右ななめ下に位置する商業施設です。
そもそもまだ北海道が「蝦夷地」と呼ばれていた明治9年。蝦夷地の行政にあたっていた開拓史が「開拓史麦酒醸造所」という日本で最初のビール工場を設立しました。その醸造所の跡地に建設されたのがサッポロファクトリーです。まさにここが、日本のビールの歴史が始まった場所なんですね。当時ビール樽の貯蔵庫として使われていたレンガ造りの3本のトンネルは、現在でもビヤケラー札幌開拓史として営業を行っています。つまりインフィニットループは、会社の敷地内(やや誇張)にサッポロビールのビヤホールもあるってことなんですよ!
もちろんビヤホールだけではありません。ファクトリーはショッピング・アミューズメント・レストラン・ホテルなど約160ものショップと施設が集まる大型商業複合施設(サッポロファクトリーのWebサイトより引用)で、会社のすぐ下のフロアには
- 映画館(ポップコーンがいつでも買える)
- ゲーセン(おやつはUFOキャッチャーで調達)
- 24時間営業のマンガ喫茶(終電がなくなっても安心)
を完備という充実の職場環境。アトリウムのイベントスペースには、たまにアイドルが来て歌って踊ったりもしているようです(北海道のアイドル事情に詳しい社員談)。ちょっと前はグラディウスのラスボスみたいな展示も行われていました。
アトリウムには飲食店もたくさん入っているので、お昼ごはんをここで済ませる社員も多いのです。
余談ですが、筆者はファクトリーに来てはじめて、サッポロクラシック(樽生)セットがあるケンタッキーを知りました。
(そしてサッポロビールの施設のテナントなのに、なぜか社内の自販機ではビールを売ってない弊社。こんど副社長にクレームをつけておこうと思います)
サッポロファクトリーでは年間を通して様々なイベントが開催されています。そして夏の間に開催されているのが、札幌開拓史ジンギスカンビヤガーデンです。
当然社内にはビヤガーデン部が結成され、5月22日のオープン当日に突撃してきました。
筆者は昨年の10月に北海道に移住したため、北海道の夏というものをはじめて体験したのですが、まさか最低気温9度の日にビアガーデンに行くとは思ってもみませんでした。まだまだ、北海道の文化には驚かされる毎日です。
そんなビヤガーデンも9月6日で今年の営業は終了となってしまいました。ビヤガーデン部では誰からともなく「最初に行ったんだから最後も行こうぜ!」という提案がなされまして、もちろんこれに異を唱える部員はおりません。
ビヤガーデンとはしばしのお別れ。また来年よろしくお願いします。しかし初日と最終週の両方に行ったってことは、これはもう開催期間中ずっと行ってたのとほぼ等価だと言えるのではないでしょうか。
(写真はイメージです) sota – CC BY-SA 2.0
ビヤガーデンは終了してしまいましたが、ビヤホールはもちろん一年を通して営業中です。またビヤホール隣りの煙突広場には「札幌開拓使麦酒・賣捌所」という販売施設があります。こちらではファクトリー内の醸造所で仕込んだできたての地ビールを、その場で飲むことができるんです。
左から開拓史麦酒ろ過、レッドスター、開拓史麦酒無ろ過、オイスターブラック。しかもお値段はなんと驚きの1杯250円。もちろんサッポロクラシックもありますよ。
(たぶん向かいの店のコーヒーより安い)
仕事上がりに一杯、あるいは休日はテラスで日なたぼっこしながら一杯、なんてのはどうでしょう?
インフィニットループでは、そんな肉とビールが好きなエンジニアを大募集しています。詳しくは求人ページへ!
ちなみに賣捌所のテラス席はこんな感じ。VRMHとVRHSを持って飲みに来るといいんじゃないかな? 8人くらいで。