onoです。
17日(木)の夜から仙台支社に向かい、18日の夕方には東京へ移動して、翌19日(土)は渋谷のTECH PLAYでのイベント「テクノロジー × 地方 Meetup! これが私の生きる道 #01 ~北海道/仙台/島根/福岡/沖縄~」に登壇してきました。
1週間経過したところで振り返りを記録として残します。
イベント趣旨(と感想)
主にIT系企業に絞りつつ働き方にスポットをあてたイベント趣旨で、各地方でそれぞれどのような活躍をしているか、どんな働き方があるのかを寄せ合いながら意見交換するイベント。
結果から言うと登壇者である自分自身も大変な刺激と学びを得て終えることができたので本当に感謝です。
実際のところ首都圏はさすがに仕事の数は多いと思います。やはり。
なので必然的に人も集まる、といったシンプルな循環。
そのうえで首都圏から見たとき、地方で躍進する企業さんが多いのも無視できない、地方の彼らはいったいどんな考えや仕事をしているのか、を各現地のスピーカーが伝えていく情熱あるイベントでした。
ではイベント内容を思い出していきます。
会場到着まで
会場であるTECH PLAY SHIBUYAのビルに到着。
イベントは登壇者の自己紹介・PRを前半に、後半にはモデレーターが登壇者にお題を突きつける形でパネルディスカッション、というタイムテーブルでした。
入り口に到着。お昼過ぎくらいでした。
プロジェクタに映し出すケーブルがあるかないかで関係者やりとりが盛り上がっていた記憶です。私はというとちょうどその頃、渋谷駅を出て向かうべき道を1本間違えてそこそこの焦燥感を感じていた頃合い。
TECH PLAY SHIBUYAに初めて足を踏み入れたのでした。
なるほどおしゃれ・・・!少々早かったのかまだ関係者も不揃い。慌てなくていい時間でした。
HDMIケーブル通して試しに映し出しチェック中。GNOME Shellは元気です。
自己紹介
そして登壇者の自己紹介発表。
開会宣言後、すぐに私の出番、北から順番にとのこと。
北海道で全国区と戦う、最先端の最後尾を目指す会社の支え方
地域と会社と自分と、というハイブリッド自己紹介で挑みました。
大地があって食があって商業施設内に弊社がある、という流れだけで充分自己紹介が満たされた感触でした。
地方だからこそ未経験分野に切り込める!
株式会社テセラクト 小泉勝志郎さん
「渚の妖精ぎばさちゃんは、グランプリであいえるたんに勝ってるんですw」ぐぬぬ。
「Ruby City MATSUE」×「日本酒王国山陰」だから生まれたエンジニア・コミュニティ
株式会社モンスター・ラボ 羽角均さん
「島根はお酒がおいしいんです」が脳内でやまびこしてました!行くしかない。
ハードコアライフハック ~場所なんて関係ない生き方~
株式会社オルターブース 小島淳さん
福岡におけるスタートアップ界隈の事情に主眼をおかれていて大変勉強になりました!
沖縄と東京とブラジルと地方を飛び回って見えてきた意外なリアル〜外資&東京じゃないからこそエバンジェリストを目指す
株式会社レキサス 常盤木龍治さん
ブラジルの情勢や関係から、国内産業へのモデル転換がシームレスでした!
いずれの発表でも、だいたい「食」に関して触れてるのが地方あるある共通項。
それに対して仕事への取り組みは、背景が異なるとはいえ千差万別。
パネルディスカッション
そして後半のパネルディスカッション「地方で働くエンジニアのリアル白書」です。
当初用意された主たる議題は下記でした。
1.地方でエンジニアとして働くことを選んだ理由
2.地方でエンジニアとして働くメリット/デメリット
3.エンジニアとしての今後のキャリアプラン
これらについて登壇者5名がそれぞれの地方事情を交えつつ、自身や自社での取り組みを言い合っていくという内容で本イベントの濃密さが全てこの時間につぎ込まれていました。
背景や事情が違うとはいえそれぞれの意見があり説得力があり、声を揃えて「地方いいよいいよー」というだけの進行ではなく、動かぬ現実と果敢な挑戦心の入り乱れた回答が散見され、会場全体にその心意気が染み渡ったと思います。
当然、上記議題だけでは収まらず、仕事や待遇における実態、そして仕事のこなし方や価値の置き方、といった具合に議題が拡散していき、もっと話し合いたいと名残惜しさを残したまま幕を閉じました。
懇親会にて
その後、同会場にて参加者も交えての懇親会がありました。
発表やパネルディスカッションを踏まえて「今回の話を聞いて興味持った」「いつかは地方で働いてみたい」「地方ではこういう場合どうしているか」などといった情報交換が盛んに行われました。
この手の趣旨においてよく聞くのが「東京と比べてどうか」「地方に仕事はあるか」といったような実際の行動のとっかかりとなる答えを求める質問が目立ちます。
もちろん悪いことではなく、現実的な何かしらの判断をするのにとても重要なことと思います。
改めて「能動的であることが重要」という前提が強かった印象です。
終えて
こうして滞りなく本イベントは終えました。
早くも次回へ期待を寄せる声もあがっており、楽しいだけではなく価値を共有できたことを嬉しく思います。
また、冒頭でも書きましたが、刺激と学びのある素晴らしいイベントだったと思います!
企画して頂いた運営の関係各位、登壇者の皆様、参加頂いた皆様、本当にお疲れ様でした!
会場をあとにしたときには渋谷は凄まじい雷雨になっており、秒殺でずぶ濡れでしたがこれもいい思い出です。
またの機会があればぜひ再びお会いしましょう。