こんにちは!saitouです!
お待たせしました!
ついに配布が開始されたあいえるたんのMMDデータですが、
紹介ページではゲーム開発にも使えると書いてありますね。
ゲームエンジンといえば私はUnity派!
ということで今回の記事では、このあいえるたんMMDデータをどのようにしてUnity上で表示するのか解説していこうと思います。
用意するもの
・Unity
http://japan.unity3d.com/unity/download
・Nora (@Stereoarts)さん作・MMD4Mecanim (Beta)
http://stereoarts.jp/
MMDデータをUnityで扱える形式に変換するための定番プラグインです。
今回は記事公開時点での最新版であるMMD4Mecanim_Beta_20140821を使用して解説します。
実際の利用に当たっては、同梱のReadme.txtや公式のチュートリアルをよく読んで、規約などをご確認の上ご使用ください!
・あいえるたんMMDデータ
https://www.infiniteloop.co.jp/special/iltan/3d-dl.php
さて、準備できたらおもむろにUnityを起動します。
適当に新規プロジェクトを作成しましょう。
そして、ダウンロードしてきたMMD4Mecanim_Beta_20140821.zipを解凍した中にある
MMD4Mecanim.unitypackageをダブルクリックします。
するとインポート確認画面が出るので「Import」を押しましょう。
インポートに成功するとこんな感じでAssetsの中にディレクトリが増えています。
次に、このAssetsディレクトリにあいえるたんモデルデータを解凍して出来た「あいえるたん3Dモデルデータ」フォルダをドラッグ&ドロップしましょう。
うまく行くとこういう感じでディレクトリが増えているはずです。
このディレクトリの中にある「あいえるたん_裏地無し.MMD4Mecanim」というファイルを選択しましょう。
裏地無し版はUnityでスマートフォンなどで出力してもポリゴンの表示が乱れにくい設定になっているので、
Unityで利用するのであればこちらがおすすめです。
選択するとInspectorビューに規約が表示されるので、規約をよく読んでチェックボックスをチェックし、同意ボタンを押してください。
同意するとInspectorビューの表示が以下のように変わるので、Processボタンを押します。
するとUnityで扱えるデータへの変換作業が始まりますので、しばし待ちます。
(PCのスペックによってはそれなりに時間が掛かります)
変換に成功するとファイルが色々と増えていますね。
この中の「あいえるたん_裏地無し.fbx」というファイルをHierarchyビューへドラッグ&ドロップします。
するとSceneビュー上であいえるたんの表示が確認できるようになりました!
このままだと光源が無くて暗いので、光源を追加します。
メニューのGameObject->Create Other->Directional Lightを選択しましょう。
そして、次にあいえるたんがカメラの中に収まるようにカメラの位置を調整します。
HierarchyビューからMain Cameraを選択して、Inspectorビュー内のTransformの値を画像のように設定しましょう。
では実際に実行してみましょう!
再生ボタンを押します!
無事表示することができましたね。
ということであいえるたんのMMDデータをUnityで表示するための方法を駆け足で解説していきました。
これらの発展形でMMDのモーションデータを再生したり、Unity標準のMecanimモーションデータの再生をしたい!
という方はMMD4Mecanimに同梱されているチュートリアルのpdfを是非読んでみてください。
Unityを使えばスマホで動くARアプリを作ったり
あいえるたんにさわさわするアプリを作ったり
夢は無限大です!
最後に、blog記事への掲載を快諾して頂いたNora(@Stereoarts)さん、
このような神プラグインを開発して頂いてありがとうございます!
このご恩は、もっとあいえるたんといちゃいちゃ出来るアプリを作ってお返ししたいと思います。
それでは!
インフィニットループ
技術ブログ
2014年08月26日 (火)
著者 : saitou
MMDデータ公開記念!あいえるたんをUnityで表示してみよう!
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