こんにちは。yoshidaです。
得意料理はメンチカツ。好きなタレントは新垣結衣です。
得意料理はメンチカツ。好きなタレントは新垣結衣です。
料理をすればマネジメント力が鍛えられます
コーディングの力をつけるのであれば、とにかくコードを書くと良いと思います。
では、マネジメントは何をすればいいのか
それは料理です。料理しましょう。
料理って実は小さなプロジェクトなんです。
では、プロジェクトと料理の構成要素を比べてみましょう。
ほとんど一緒ですね。
料理プロジェクト進行の各工程を細かく見ていきましょう。
<食べる人>
料理を食べる人です。プロジェクトだとクライアントですね。
食べる人の詳細を把握しておくことがプロジェクト成功の第一歩です。
年齢、嗜好、前後の食事。
クライアントのことを何も知らないと仕事はうまく進みません。
<食べたいもの>
「何食べたい?」「なんでもいいよ。美味しいもの。」
古来より繰り返されてきた伝統のやりとりです。
プロジェクトの場合だと
「ここの仕様はどうしましょう」「もっとこうバババーっとかっこよくして」
やはり古来より繰り返されている伝統のやりとりです。
しかし、これでは相手の求めるものを提供することは難しいのでヒアリングを開始します。
「お昼は何食べたの?」「温かいものが良い?」「肉が良い?」
少しずつ要求を現実的なものに落とし込んでいきましょう。
<冷蔵庫の中身>
さて作るものが決まったので材料を出して調理を開始します。
プロジェクトではメンバー(リソース)のアサインを決めるステップです
今回はメンチカツを作ることになりました。
冷蔵庫を開けましょう。
本当であればクライアントに最高の材料を使って料理を提供してあげたいところですが
冷蔵庫の中にマンガリッツァ豚の挽肉やサボイキャベツは入っていません。
なんとかキッチンじゃないんです。
あるのは普通の豚コマと普通のキャベツです。
プロジェクトにアサインできるメンバーもMIT卒のスーパーハッカーではありません。
手持ちの材料(リソース)を最大限に利用して良いものを作るのが腕の見せ所です
<調理>
クライアントがお腹を空かせてイラついてきました。
もたもたしてはいられません。
最終的に作るものから逆算してどういう順番で料理を作るのが最適か考えましょう。
メンチカツを最初に揚げてからキャベツを切って味噌汁を作ります。
だめですね。せっかくの揚げたてメンチが冷めてしまいます。
おっといけない。炊飯器のスイッチを入れていません。
もう最悪です。
プロジェクトの最終成果物をイメージして、そこに効率的に到達するために
誰がどの順番で何を作るべきかよーく作戦を練りましょう。
思いつきでやったら納期に間に合いません。
<いただきます>
やっと料理を食べてもらえます。
しかし、ここで終わりではありません。
「しょっぱい」「揚げすぎ」などのダメ出しがやってきます。
プロジェクトだと、ここはもう少し目立つようにとか言われます。
クライアントの嗜好や今回の失敗点を反省し次の料理(プロジェクト)に活かしましょう。
さあ。料理をしましょう。
食べる人の要望を聞き出して、家にある食材で何が作れるか。
せいぜい1食1時間かけるのが精一杯だと思います。
短時間の中にプロジェクトのやりとりがぎゅっと詰まっているので
これを繰り返すことで、プロジェクトをマネジメントする力が身についてきます。
最初は1日1食から、慣れてきたら2食3食と増やしていきましょう。
3食になると前後の食事を検討した上で献立を決める必要があるので
さらにマネジメント力が要求されます。
皆さんも誰かのため、自分のために健康を考慮して美味しい料理を作って
マネジメント力をアップしましょう。