こんにちは、muramotoです。
会社で『IchigoJam』のプリント基板キットをもらったので、休日に組み立ててみました。IchigoJamは、Raspberry Piより小型のシングルボードコンピュータ。キーボードとテレビを接続するだけで、BASICプログラミングが楽しめます。
IchigoJam プリント基板キット
プリント基板のほか、部品の袋が3つ、ステッカーが1枚、説明書が1枚入っていました。
組み立て方は、以前KidsVentureで勉強したので大丈夫(たぶん)。説明書にしたがって、部品をひとつひとつハンダ付けしていきます。向きが決まっている部品には、注意書きがあります。
道具をそろえよう
用意した道具は、以下のとおり。自宅にはハンダゴテがなかったので、実家で借りました。
- ハンダゴテ(20W) + ハンダゴテ台
- ハンダ
- ニッパー
- ラジオペンチ
- 板
ニッパーは、はんだ付け後に部品の余った足(針金)を切るときに使います。ラジオペンチは、小さな部品を割ったり、熱くなる箇所を押さえるときに使います。机の上に板を敷いておけば、もし熱いハンダが落ちても机を焦がさずに済みます。
小さなカップを用意しておくと、針金やハンダの「くず」を入れておくのに便利。針金を短く切るときは、このカップに近付けてからニッパーで切れば、切れ端が遠くに飛ばなくて安全です。
ハンダ付けをがんばろう
抵抗をプリント基板に差し込んで、裏返したところ。裏側からハンダ付けして、部品をプリント基盤に固定します。
ハンダ付けしたところ。横から見て、ハンダがきれいな富士山型になれば、OK!
赤色LED。足の長いほう(プラス)を、向かって右側の穴に差し込みます。
すべての部品のハンダ付けが完成! 久しぶりに細かい作業をしたので、ちょっと肩が凝りました。長く飛び出している足(針金)は、あとでニッパーで短く切り揃えておきました。
ついに完成!
IchigoJamの頭脳・マイコンを、ICソケットに差し込みます。マイコンの爪が少し外側に開いていて、そのまま差し込めません。机の平らな場所などを使って、マイコンの爪を内側に曲げます(だいたい直角になるように)。爪がICソケットの穴に差し込めるようになったら、上からぐっと力を入れて押し込みます。
マイコンにピン配置シールを貼ったら、IchigoJam完成! おつかれさまでしたー。
余った部品(写真右下の黒くて丸い部品)は、圧電サウンダー。ICソケットのSOUNDとGNDにピンを差し込むと、音を鳴らすことができます。
つないで動かしてみよう
さて、いよいよIchigoJamを動かしてみます。
- マイクロUSB端子:USBケーブルをさして、電源に接続
- PS/2端子:PS/2キーボードを接続
- ビデオ端子:ビデオケーブルでさして、テレビに接続
電源につなぐUSBケーブルは、Androidスマホの充電ケーブルを使いました。すべてケーブルをつないだら、スライドスイッチをオン! さて、動くかな・・・
OK! 無事に起動しました。あーよかったー! ひと安心したところで、”Hello, IchigoJam!”
表示されました。テレビに向かってプログラミングしているのは、ちょっと不思議な気分です。今度遊ぶときは、もう少し長いプログラム(ゲームとか)を書いてみたいと思います。
IchigoJamのキットは、ネットから購入することができます。組み立てるのは時間がかかりましたが、組み立てたIchigoJamが動いたときは結構感動します! 完成版のIchigoJamもありますが、ハンダ付けもなかなか楽しいですよ。
10月22日(土) 札幌で小学生向けのIchigoJam教室開催!
2016年10月22日(土)、札幌で「KidsVenture」が開催されます。今回は小学生向けの教室で、IchigoJamの組み立てとプログラミングを体験できます。「KidsVenture」には、インフィニットループのメンバーもスタッフとしてお手伝いしています。
ハンダ付けが初めてでも大丈夫。小学生のお子さんがいらっしゃるパパ・ママさん、お子さんと一緒にぜひ参加してみてください!
参加申込はここから→ KidsVenture
- 概要:子供用プログラミング専用パソコン「IchigoJam」をはんだごてを使って組み立てる 工作やプログラミング言語「BASIC」を使ったオリジナルゲームの作成を体験
- 参加対象:小学1年生~6年生
- 定員:15名
- 参加費:2,000円 ※教材費
「子ども向けプログラミング教育」に力を入れます!
インフィニットループでは、子ども向けのプログラミング教育に力を入れていきます。プログラミングの楽しさやコンピュータの面白さを、子どもたちに伝えていけたらいいなと考えています。