バーチャルキャスト Ver 1.1.0をリリース致しました。
細かいバグフィックスの他に待望のモデルのインポート機能が追加されました。
(自動アップデートで起動時に最新版がダウンロードされます)
モデルのインポート方法が少々複雑なので、モデルのインポート方法についてご説明します。
※予告なくバージョンアップに伴い仕様が変わる可能性がありますのでご注意ください。
バーチャルキャストはニコニ立体と連携し、VRMフォーマットのモデルデータの読み込みが可能です。
ただし、使用できるモデルは利用規約に基づきますのですべて使えるというわけではありません。
具体的には、
1 .ニコニ立体で【外部アプリ許諾】→【バーチャルキャスト】にチェックが付いてあること。
2-1.VRMファイル内のライセンスデータで【アバターに人格を与えることの許諾範囲】が【全員に許可(Everyone)】であること
または
2-2. VRMファイル内のライセンスデータで【アバターに人格を与えることの許諾範囲】が
・アバターを操作することはアバター作者にのみ許される(Only Author)
・明確に許可された人限定(Explictly Licensed Person)
上記の場合、バーチャルキャストでニコニコログインしたユーザとニコニ立体で投稿したユーザが一致すること。
これらの項目すべてに該当するモデルデータが使用することができます。
複雑なのでフローにしました。
利用できるモデルを確認して、モデルデータのニコニ立体IDを設定ファイルに記載することでモデルを使うことができます。
ニコニ立体IDの求め方
ニコニ立体の検索から【バーチャルキャスト連携許可】のタグを検索して使えるモデルを探します。
使用できるモデルを確認しましたら、URLのtdからはじまる最後の番号を確認します。
※この例では【32947】です。
設定ファイルの書き方
バーチャルキャストを展開したフォルダー(exeファイルがあるフォルダー)に【config.json】という名前のファイルを作成します。
(インストール段階ではファイルは存在しません)
作成したconfig.jsonの中身を下記のように編集します。
{ "niconico": { "character_models": [ 32947 ] } }
※カッコやカンマ等間違えるとモデルデータの読み込みは行われませんので注意してください。
規約の同意
編集後、セーブを行いバーチャルキャストを立ち上げます。
今回設定したモデルは【アバターに人格を与えることの許諾範囲】が【全員に許可(Everyone)】のモデルなのでニコニコにログインしなくても使用することができます。
今までの操作と同じようにスタジオに入ると
設定ファイルの書き方の問題がなければ、利用許諾が出ます。
利用する前に確認を行い同意がした場合のみスタジオ内で使用することができます。
今回のニコニ立体IDを入れるとまついしゃちょーが使えるようになります。
みなさんも色々遊んでみてください。
備考
- 自分のみ使用可能なモデルをその他配信で使いたい場合は、一度ニコニコログイン後、タブを切り替えて「その他配信」を選んでください。
- config.jsonにモデル番号は複数書くことができます。 その場合は下記のようにカンマで区切ってください
{ "niconico": { "character_models": [ 32947, 32947, 32947 ] } }
※最後はカンマが必要ないので注意です