今年の夏 2022年8月22日〜26日にかけて全編オンラインにて、さくらインターネット様と弊社インフィニットループの合同のインターン「メタバースチャレンジ2022」が開催される予定となっています!
Mozilla Hubs を使ってチーム毎に独自サービスを構築し、その完成度を競う、在学中の方(または既卒の方)対象のコンテスト形式のインターンとなっています。
チームはクリエーター/インフラエンジニア/プランナーの3職種で構成され、参加者の皆さんでチームを編成してのコンテストとなります。参加方法としては1名で3職種のどれかを選んでご応募して頂くか(参加チームのマッチングは主催者側にて行います)、または3職種を揃えたチームを結成してチーム単位でのご応募となります。
本記事では、募集の3職種について、どのようなことをするのか解説したいと思います!
Mozilla Hubs とは
まず今回テーマとした Mozilla Hubs について簡単に解説すると、Mozilla 社がサーバーやクライアント、シーン作成ツール一式をオープンソース https://github.com/mozilla/hubs で公開している、ブラウザで参加可能な VR 空間共有サービス、メタバースのプロダクトが Mozilla Hubs です。
オープンソースの他に Mozilla 社によって運用されているサービス版 https://hubs.mozilla.com/ もあります。
この Mozilla Hubs をテーマに3職種の混成チームで挑んで頂くのが「メタバースチャレンジ2022」です。以下3職種について解説します。
インフラエンジニアの役割
インフラエンジニアを選らんでいただいた学生の方には以下について挑戦していただきます。
- さくらのクラウドを使って Linux サーバーを準備する
- 用意された資料に従って、Mozilla Hubs のサーバーをセットアップする
- 後述するプランナー/クリエイターの作業によって発生するかもしれないサーバートラブルに対して、メンターの補助を受けながら対応する。
Mozilla Hubs は以下の5つのサーバープログラムとデータベースを使う、本格的かつ複雑な構成となっています
- Hubs : ブラウザのクライアントがアクセスするフロントエンド画面の node.js サーバー
- Admin : node.js の管理サーバー
- Reticulum : Elixir のサーバーで、ルーム内リアルタイム通信を含むほとんどのサーバー処理を行います
- Dialog : WebRTC での音声通信を受け持つサーバー
- Spoke : ルーム用シーン作成、アバター管理など、作成モデルの管理を行う node.js サーバー
- PostgreSQL : Reticulum と Dialog で使うデータベースです
インフラやサーバー技術が好きな方に達成しがいのあるチャンレジとなっていますので、ぜひご応募ください!
プランナーの役割
プランナーを選んで頂いた方には、以下について挑戦して頂きます!
- VR 空間共有プラットフォームを使って「どんなサービスを提供するか」というアイデアの創出
- 自分のアイデアを具現化するプランナー、プロダクトマネジャーの仕事を体験する
- 最終日の選考会でチームを代表してプレゼンテーションを行う
チームでどんなサービスを作るのか?という根本を担う、やりがいのある職種です!
クリエイターの役割
クリエーターを選んで頂いた方には、以下について挑戦して頂きます!
- プランナーのアイデアを実現するための、シーンやアバターの作成
- サーバーが完成するまでの前半は Mozilla 社が運営している hubs.mozilla.com 上でモデル作成
- サーバー完成後にはインフラエンジニアと協力し、チームのサーバーにシーン/アバターを実装
アイデアをどうやって具体化するか?サーバーやブラウザの性能で実現可能な表現はどこまでか? Mozilla Hubs にとどまらずその経験は他の VR プロダクトでも活きてくる重要なお仕事です!
まとめ
「メターバスチャレンジ2022」はこれら3職種の3名以上で構成されたチームで競いあうコンテスト形式のインターンとなっています。
参加条件など詳しいところはこちら connpass の公式サイト https://sakura-tokyo.connpass.com/event/244836/ をご参照ください。
皆様の奮ってのご参加をお待ちしています!