こんにちは、kerokeroです!
10/8(日)に実施されたPHPカンファレンス2023(東京)に登壇してきました!
東京開催のphpconはPHPカンファレンスの中でも規模が一際大きいものでして、会場の熱気と盛り上がりが凄かったです!
以下では、kerokeroの視点からPHPカンファレンス2023をレポートしていこうと思います!
~前日~
実は、kerokeroは東京行きの飛行機に乗る直前まで発表用スライドを作っていました……!
スライドに書きたいこと、登壇で伝えたいことがたくさんあり、ギリギリまで完成しなかった感じですね。
phpcon2023の会場である大田区産業プラザPiOがある蒲田周辺に到着し、前日夜は現地で開催されていた食事系のイベントに参加していました!
所謂、食べ歩き系のイベントであり、kerokeroは人波に揉まれつつクラフトビールを片手にウロウロしていました。
こういった突発的な現地イベントに参加するというのも、カンファレンス参加の醍醐味ですね。
~当日~
午前中はスポンサーブースの見学をしていました。
PHPに関連するもの、界隈で使われる有名ツールに関連するものなど興味深い出展がたくさんありました!
スポンサーブースを訪れるとカードにスタンプを押してもらえるスタンプラリーも開催されており、豪華景品の抽選会などもありました!
一部ではありますが紹介させていただきます。
PHPカンファレンスらしい問題が出題されていました!
イベント会場でPHPに関する問題を解くことになるのもカンファレンス参加の醍醐味ですね。
参加者の皆さんの組織自慢があれこれとスケブに書かれていました!
なかなかそれぞれの組織の色が出ていて興味深いものでした!
ちょうぜつエンジニアめもりーちゃんもいました!
社長さんがAI化されており公開されておりました!
やはり、社長さんというのはAI化されたり3Dモデル化されたりする宿命にあるのかもしれない……!
抽選に当たると豪華景品がもらえるブースもありました!!
kerokeroの獲得したものはうまい棒でした!
うまい棒と縁が深いインフィニットループの人間としては大当たりでしたね!
こちらもコーディングに関するイベントを開催しているブースでした!
会場で一緒になった方と雑談をしながら解くなどして、ITイベント味を強く感じる瞬間でした!
こちらはチャット法律相談(α版)を体験できるブースでした!
kerokeroのおみくじは凶でした……!
現地では「凶だww」とブースの周辺の人と喜んだりしてました!
(実は、このあと発表用に使うノートパソコンの充電器を忘れたことに気づくのでした)
拝聴したセッションの感想
RubyVM を PHP で実装する~Hello Worldを出力するまで~
「そうだVMを作ろう」
「VMを作れば気持ちを理解できるはず」
もう普通には戻れません
ということで、VM(Virtual Machine)についての説明とPHPでRubyVMを作ってしまおうというお話でした。
難しくて、kerokeroに内容が理解できているとはとても思えませんが、これを達成したら普通には戻れなさそうな気がします……!
PHPerにとってのWebAssemblyの可能性
WebAssemblyの基本的な理解とPHPerにWebAssembly(Wasm)を理解してもらおうという趣旨の発表でした。
WASMがPHPをパースして、ブラウザ上でPHPを実行させる php-play.dev の紹介などもありました。
kerokeroもWASMで遊んでみたいなと思えるような素敵な内容でした!
25分で理解する!Symfonyの魅力とその実践的活用法
PHPフレームワークであるSymfonyの特徴や、Symfonyを効率的に扱う方法についての発表でした。
また、DataMapperとActiveRecordの違いなどの解説も行われており非常に勉強になる内容でした!
コードレビュワーが求められること
発表の冒頭から 今度ピラフ奢ります! という最高なレビューコメントの紹介から始まるというものでした!
このようなレビューコメントがなぜ優秀なのか?ということを解明しつつ、Revieweeから求められるコードレビュー術を身に着けようという発表でした。
kerokeroもレビューコメントをいただく時には緊張しますし、コメントするときにもあれこれと考えすぎることが多いのでとても勉強になりました!
リーダブル プルリクエスト (分割プルリクエスト編)
バックエンドエンジニャー(猫) による理解しやすいプルリクエストについての発表でした!
名著リーダブルコードに捩られた発表タイトルの通り、プルリクエストの分割基準や実例などについて分かりやすく解説しているというものでした。
descriptionの工夫やブランチ戦略についても詳しく紹介されており、教材的にも素晴らしい内容でした!
わたし、Composerが気になります
こちらはkerokeroが登壇したものになります!
PHPのライブラリ管理ツールであると良く紹介されるComposerですが、初心者の身からしてみるとなんとなくよく分からない便利ツールという印象が強いと思います。
そんなComposerがなぜ便利で、どういう仕組みで動いているのかということにフォーカスした発表内容となっています。
PHP初心者の方 に Composer について順を追って説明したい方におすすめの発表となっておりますので、まだ見ていない方はスライドを是非見てみましょう!
zennの記事にも発表の元ネタとなった情報がまとまっているので、こちらも確認してみましょう!
運用中の大規模オンラインゲームで8年ぶりにPHPバージョンアップをした話
PHP 5.5 で動いているシステムで起こっている諸問題を、PHP 8.1 にアップグレードすることで解決してしまおうという内容の発表でした!
ただし、作業期間はたったの6か月というとても短い期間でということでした。
PHPバージョンアップにはやることが多いため、締め切りに間に合わせるためにいくつかの項目を後に回したりという流れでなんとか対応したという話もあり、現場の緊張感が伝わってくる良い内容でした!
あと、PHP8.1が速すぎてタイムアウトの動作チェックテストが機能しなくなってしまった話は興味深かったです。
~LT~
LT登壇では噂の銅鑼を初めて生で見ることができました!
各LTの内容はとても練られていおり、銅鑼と同時に終わるほど完璧な発表スタイルの方もいるほどでした!
全体的に良く発表準備がされているものが多かったです!
個人的に興味深かったものをいくつかここで紹介させていただこうと思います。
PHPコードからコンパイルされた、OPcacheでキャッシュされる、OPcodeを読んでみよう
現在進行形でPHP処理系の内部の挙動を追っていたkerokeroにとっては、とても興味深い内容でした!
LT後の懇親会でも直接お話させていただき、あれこれとphp-srcを読むために必要なことについてお喋りできてとても楽しかったです!
PHP略語クイズ!!
何かと略語の多いPHPですが、本当にその内容を理解しているのか?といったことをクイズ形式で進めていくという発表でした!
スライドの構成や場の温め方など、現地での発表方法の妙が5分間の中にたくさん詰まった素晴らしい内容でした!
発表内容はもちろんのこと、発表の仕方という点においても学びが多く満足度が非常に高いものでした!
懇親会
LT大会が終わった後は、会場で行われた懇親会の方に参加していました!
事前に参加登録していた人たちが集まり、3時間ほど軽食を食べながら歓談するというものでした。
懇親会会場の様子は以下のような感じになっていました!
kerokeroも会場では食べ物とお酒の缶を片手にあちこち歩き回って、他の参加者の方とお喋りし続けていました!(現地でお話に付き合ってくださった方々、ありがとうございました!!)
イベント参加者の方、スピーカーの方や運営の方々、各地方PHPカンファレンス運営の方々ともたくさんお話させていただき、とても有意義な時間を過ごせたと思っています!
現地ではコスプレをして参加されている方や、お面をつけている方などもおりました!
あちこちで写真撮影をしている人がいたり、懇親会LT会がスクリーンで行われていたり、全員参加のじゃんけん大会があったりと、会場はお祭りのような雰囲気でとても楽しかったです!
例に洩れず、kerokeroもめもりーちゃんのコスプレをしていた あすみ(@asumikam) さん に記念写真を撮っていただきました!ありがとうございます!
まとめ
今年のkerokeroは沖縄、東京とPHPカンファレンスに参加させていただきました!
大規模なオフラインイベントに参加させていただいたのはこれらが初めてでしたので、大変貴重な経験となりました!
PHPについてのWeb記事や本などでよく見かける方々と直接お話できる機会があったり、同じ技術を使っている者同士で盛り上がれる状況の有難さというものを非常に実感した1日でした。
各種カンファレンスを企画・運営してくださるスタッフの方々、スポンサーの方々、登壇者と参加者の皆さん、そして快く会場へと送り出して頂いた弊社スタッフの皆さんに圧倒的感謝です!
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日常業務の傍らで、カンファレンス等の技術系イベントにも参加してみたいという技術が大好きな方の採用応募お待ちしております。
今回の記事でILに少しでも興味を持たれた方は是非、弊社採用情報ページからご応募よろしくお願いします!
P.S.
今回のレギュラートーク(25分)で初めて発表内容に関する好評を現地で直接いただくことができました!
自らが過去に感じた疑問を、同じように胸に抱いている方に届けられたかもしれないと感じられた最高の瞬間でした!
これからも引き続き精進して参ります。